スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B0000AIRN3
出演: ヘイデン・クリステンセン,ユアン・マクレガー
監督: ジョージ・ルーカス
先月の北米での公開時には、初日のチケットを求めて徹夜で長蛇の列に並ぶファンの姿がニュース番組でも報道され、イベントムービーとしても有名な『スター・ウォーズ』シリーズの最終作がついに日本で公開されます。
クラシック・トリロジーからの古参ファンは勿論、エピソード1からの新しいファンも、待ちに待ったエピソード3『シスの復讐』。アナキン・スカイウォーカーがいかにしてシスの暗黒卿ダース・ベイダーへと変貌したのか?この最終作でいよいよ克明にされるのです!
<※スター・ウォーズシリーズは、1977年に公開された『新たなる希望』をエピソード4として、以降のエピソード5『帝国の逆襲(80年)』、6『ジェダイの帰還(83年)』を旧三部作(クラシック・トリロジー)と呼び、今作『シスの復讐』は時代を遡って制作された新たな三部作、エピソード1『ファントム・メナス(99年)』・2『クローンの攻撃(02年)』の完結編です。>
エピソード2公開から三年、さらに発達したSFXが駆使され、前作を凌ぐ迫力でお馴染みの登場人物たちが活躍します(フルCGキャラクターのヨーダも、前作以上のアクションを見せてくれます!)。精巧で迫力ある映像もさることながら、今回はドラマ面でもじゅうぶんに楽しむことが出来ます。
「“フォースにバランスをもたらすもの”が現れる」という予言のメシアとされる存在、若きジェダイのアナキン・スカイウォーカー。ある夜、長い戦争の合間に秘密の逢瀬を繰り返してきた恋人パドメ(ジェダイの掟では妻帯は許されていないのです)を亡くす予知夢をみて以来、彼の心は愛するものを失う恐れに支配されてしまいます。
そのせいで、これまで師匠であり友人でもあるオビ=ワン・ケノービの導きに従い、己の強大な能力を抑制することに心を砕いてきたアナキンが、交錯する思惑のなかで猜疑や疑念に惑わされ力の均衡を失っていく姿が痛ましく、愛するものを守りたいという気持ちの強さと、喪失への恐れがダークサイドへの道を拓くきっかけになってしまう運命の悲しい皮肉、単純な「勧善懲悪」でないドラマが描かれています。
クラシック・トリロジーのエピソード4への橋渡しとして、ファンには見落とせないポイントが盛り沢山。マニアックなお楽しみを目的に鑑賞するファンの方には勿論オススメですが、未見の方もエピソード1&2をDVDでご覧になって、壮大なSF叙事詩の完結に立ち会ってみては如何でしょうか。